開運の方法(5)~会話を意識しよう~

開運の方法

前回に続いて、今回は「他者否定」について考えてみたいと思います。

「他者否定」も「自己否定」同様に運気を急降下させますが、自己否定タイプの人は本人だけの運気低下に対して、他者否定タイプの人は周囲を巻き込んでの運気低下で影響が大きいイメージがあります。

これもありがちな会話のシーンで考えていきましょう。

Aさん、Bさん、Cさんは会話を楽しんでいます。

はじめは明るい笑い声もありましたが、しばらくするとAさんの声しか聞こえなくなったそうです。

散会後、Bさんに会話の様子を聞いてみると、およそこのような内容だったそうです。

 

Bさんが最近見た映画の話をしていてさあ感動のシーンを話そうとした矢先、AさんがBさんの話を遮って追っかけをしているアイドルの話を始めたそうです。

話の腰を折られたBさんは話したくてウズウズしているのに、AさんはBさんを気にすることなく、得意げに全国ツアーの追っかけ話をまくし立てました。

その熱い様子にCさんが思わず「全国ツアーの追っかけなんてお金かかるでしょ、すごいわね」と言ってしまったんです。

その言葉が引き金になって仕事で高収入を得ている話、エリート夫の話、成績優秀の子供の話など、延々とAさんの自慢話を聞かされるハメになったということです。

うんざり顔のBさんには目もくれず、人のいいCさんに「あなたもツアーに行きましょうよ。次は遠方だからお泊まりになるけどいいでしょ。」とAさんは誘いましたが、Cさんが家庭の事情で断ると「あなたつまらない人生おくっているわね、ご主人も理解がないわね」と勝手に決めつけ、気まずい雰囲気で散会したということでした。

 

今の会話でBさんがAさんに対して感じた不快な感情はいずれも「他者否定」によるもので3点あると考えられます。

1.まだ話したいことはあったのに自分の話を遮ぎられた。

人の話を途中で遮ることはとても失礼な行為です。「あなたの話はつまらない。聞くに値しない」とBさんは言われている気持ちになったことでしょう。

2.会話を楽しみにしていたのにAさんの独演会になってしまい、自慢話をさんざん聞かされた

会話はことばのキャッチボールを楽しむことですが、独演会になってしまったらもはや会話ではありませんし、その内容が自慢話ではうんざりとしか言いようがありません。

これはAさんの自己満足であって相手がBさん、Cさんである必要はなく、二人が楽しんでいるかどうかなどは考えてもいないと言えそうです。

3.ツアーに誘って断られると、断った相手を批判した。

もはや論外です。批判は多少の違いはあってもほぼ悪口と同じです。

だから批判=悪口を聞いて気持ちのいいことはありません。

批判的にモノを言うときは上から目線で、誤りや欠点を指摘している状態です。

BさんはむしろCさんが大人の対応で嫌な顔もせず、穏やかにAさんの話を聞いていたので、Aさんの誘いを断ったからといって批判されることはないと感じています。

それに批判されて気持ちのいい人はいないので、いくら人がよいCさんであっても理不尽な批判をうけて、ご主人まで悪くいわれるとさすがに嫌になるでしょう。

今後このBさんとCさんが、Aさんに会いたいと思うでしょうか?

Aさんは「他者否定」の言動で、友人ふたりを失ってしまったかもしれません。

 

Aさんのような人はあなたの周囲にもきっといるはずです。

性格的には明るく前向き、まわりの人に支持されて少なからず影響力があると自認している自己肯定タイプの人でしょう。

本来ならばとても素敵なAさんが、どうして「他者否定タイプ」になってしまうのでしょうか?

仕事、家庭も順調なのは素晴らしいことですが、そのことで優越感に浸り友人に対してまで上から目線になって、自分がこのグループのなかで自分が最も優秀であると勘違いしてしまったからではないでしょうか。

この勘違いが「他者否定」をひきおこし、自分が一番、自分はいつも正しいという錯覚を招き、このままではやがて誰からも相手にされなくなってしまいます。

誰でも自分に意識が向きすぎてまわりが見えていないときに、ここまでには至らなくても無意識でAさんになっていることがあります。

何気ない言動、他人への批判で、不快な感情を周囲に抱かせてしまうと、「他者否定」となり運気を急降下させてしまいます。

いじめや悪口はあきらかな「他者否定」で、よくないことをしている自覚がありますが、このように無意識でしていることもあるのです。

 

ビジネスシーンやミーティングのとき、その場では的外れの映画の話をBさんがしていれば、主催者であるAさんは適切に遮って話を本筋に戻す必要がありますし、全体の主導権を握って話を進め、提案や考えを示していかなければなりません。

いつまでもBさんに映画の話をさせては本来の目的が果たせず、Aさんは仕事のできない人とみなされるでしょう。

自分の立場、目的によって、その場にふさわしい行動をとるのはいうまでもありません。

 

ひとは自分以外の誰かといるとき、それがひとりでも複数でも、自分とその誰かとの間に「優劣」の感情を持ってしまうようです。

地位、立場による優劣、経済状態による優劣、能力による優劣、容姿・身体による優劣など、かなり微妙で部分的なものであっても持ってしまいます。

しかしある部分において自分が「優」であっても、「劣」であっても「他者否定」「自己否定」をする必要はないです。

わたしはわたし、あなたはあなたで素晴らしい存在なのだから、だれかの感情による優劣に振りまわされることはありません。

 

それでも地位、立場によってはあきらかに優劣があります。

あなたが高い地位であったり、だれかを指導する立場、リーダー的存在であればあなたは「優」となるでしょう。

そのときあなたは「優」をどのようにとらえますか?

優を「まさる、すぐれている」と読みますか?それとも「やさしい」と読みますか?

あなたがその地位、立場になっているのは、ほかの人よりも「すぐれて、まさっていた」に違いありません。

あなたより劣っている人を指導、管理する立場のあなたが、優の「やさしさ、慈しみのやさしさ」を意識していれば、「他者否定」をすることはありえないでしょう。

そのようなあなたのまわりには、あなたよりも劣っている立場の優れた人達が多く集まり、この人達によってあなたの運気はさらに押し上げられていくことでしょう。

開運の方法
スポンサーリンク
ジャネットカリウサギをフォローする
スポンサーリンク
ジャネットカリウサギの開運するぞ

コメント